正常動作を確認できた MP-3560(3) は外装を元通り
取り付けて修理完成。
ここで前回修理した MP-3560(2) を併用し、この頃の製品の
特徴であったフロッピーディスク2ユニット、4ドライブでの
動作確認を行ってみます。
MB-S1の FDDコネクタに MP-3560(2)の IFケーブルを接続し、
MP-3560(2)の UNIT2コネクタに MP-3560(3)の IFケーブルを接続。
機器背面の接続状態
接続を完了したらドライブ 0 にシステムディスクを
入れて起動。
FDD UNIT 1/2 接続
ディスクユーティリティでシステム属性を変更し、
ユニット2(ドライブ 2/3)を有効にします。
システム属性の設定変更
ここでドライブ 2,3 に 8インチを選択可能になっています。
異なるタイプのドライブを併用できるのは興味深いですね。
後日試してみたいと思います。
属性を変更したらシステムを再起動(NEWON 0)し、
ドライブ 2/3 が使用可能となったか確認します。
ドライブ 2 アクセス OK
ドライブ 0,1,2,3 とも使用可能となり、正常動作を
確認できました。
最後に気になったのが MP-3560(2)と MP-3560(3)の
フロントパネルの機種名表記の差異です。
(2)の方は普通のフォントで、(3)の方はデザインされた
ロゴのようになっていますが、製造番号を見る限り、
(3)の方が初期モデルのようです。
MP-3560 は BASIC MASTER LEVEL3 MARK5 用の
周辺機器として発売され、MB-S1 発売後も継続販売
されたことから、途中でデザインが変更された可能性
など考えましたが、真実はどうなんでしょう。
ご存知の方がおられましたら教えて頂ければと思います。
以上、この記事が皆様の参考となりましたら幸いです。
--- MP-3560(3) 修理記事おわり ---
2020年05月03日
日立 MP-3560 修理(3-6)
posted by 旧コン at 23:00| フロッピーディスクドライブ修理