ジャンク状態の MB-6881 L2II の修復に取り組みます。
ジャンクの内容は、本体に上から重い物が落ちて破損し、
電源も入らないものです。
外観はトップパネルがへこみ、キーボードも破損しています。
電源が入らないこともわかっていますので、内部を見ていきます。
内部を目視した範囲では、キーボードのフレーム変形と
キースイッチ基板破損、MPU破損、パスコン類破損、ヒューズ切れ、
という感じでした。
メイン基板がとりあえず大丈夫そうなのが救いです。
まずキーボード側から手をつけます。以前修理したレベル3と似た構造です。
止めネジ類を外し、鉄製のキーボードフレームをゆっくりと曲げて元の形に
してみます。かなり力がいりますが、良くなりました。
キーボードは基板も割れていますので、これは接着剤で形を整えたのち、
切れているパターンを辿って配線でバイパスしていきます。
一通り配線したら、各キースイッチの On/Off をテスタで確認していくと、
ところどころ反応のないスイッチがありました。
これらはハンダを外してスイッチを上側に引き抜き、内部を確認します。
スイッチ内の端子は金メッキされており、心配したサビ等は見られませんでした。
動作不良の原因は端子の変形や破損で、これらを修正して基板に再度取り付けると
良好となりました。
キーボードについては紛失しているキートップと、キースイッチ軸破損の対応は
難しそうなので後回しにし、まずは機能的な回復を目指します・・・。
----- ジャンク MB-6881 L2II の修復(2)に続く -----
2023年01月16日
ジャンク MB-6881 L2II の修復(1)
posted by 旧コン at 23:00| Comment(0)
| ベーシックマスターレベル2
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