修理完成した MP-3550 を MB-6892A ベーシックマスター
レベル3マーク5に接続して試運転します。
まず FDDのコネクタを一度 PCに接続し、再度外して
状態を確認します。
コネクタを垂直に保ちながら丁寧に接続
接続後、引き抜いて状態を確認
大丈夫そうなので(速乾ボンドGクリアは偉大?)改めて接続し、
システムの電源を ON!
電源を入れた瞬間、ガチンという FDD駆動音とともに無事に
DISK BASIC が起動しました。
無事起動!
とりあえず正常動作となり一安心。
いずれにしてもコネクタは長く持たないので、
交換部品を探しておこうと思います。
ちなみに MP-3550 は冷却ファンの音が大きいので、
家庭内では気になると思います。
私は以前からファンの電源コネクタを外して止めたまま
使っていますが、いまのところ問題は起きていません。
お悩みの方、宜しければお試し下さい。
冷却ファンコネクタ切り離し
この記事が皆様の参考となりましたら幸いです。
--- MP-3550修理記事おわり ---
2020年05月07日
日立 MP-3550 修理(1-4)
posted by 旧コン at 23:00| Comment(0)
| フロッピーディスクドライブ修理
2020年05月06日
日立 MP-3550 修理(1-3)
コネクタの修正部分は一晩放置して接着剤が固まるのを
待った後、詰めたゴム足を外し、はみ出た接着剤を
取り除いてきれいに仕上げます。
修正完成状態
コネクタは概ね元の形になったと考えられるため、
これで試したいと思いますが、長期保管されていた
ドライブゆえ、内部ドライブのグリスアップをして
おきます。
MP-3550 の分解はまず、本体後部のプラスチックカバー
パネルを5箇所のネジを外して取り外します。
背面プラスチックカバーパネル
カバーパネルを取り外した状態
その後トップカバーを後ろに引き、上に引き上げて
取り外します。
トップカバーは後ろに引いて引き上げ
MP-3550内部 左側面、ドライブ 1 側
MP-3550内部 右側面、IF基板/電源側
ベルトは見た感じまだ大丈夫そうですが、ドライブを
外さずに交換できそうです。
Canon MDD6108 ベルトドライブ部
観察を終えたら各ドライブのヘッドレールと
駆動カム・ベアリング周りをグリスアップします。
下側のヘッドレールは短いので注意して作業します。
ヘッド駆動スパイラルカムと上レール部
--- (1-4)につづく ---
待った後、詰めたゴム足を外し、はみ出た接着剤を
取り除いてきれいに仕上げます。
修正完成状態
コネクタは概ね元の形になったと考えられるため、
これで試したいと思いますが、長期保管されていた
ドライブゆえ、内部ドライブのグリスアップをして
おきます。
MP-3550 の分解はまず、本体後部のプラスチックカバー
パネルを5箇所のネジを外して取り外します。
背面プラスチックカバーパネル
カバーパネルを取り外した状態
その後トップカバーを後ろに引き、上に引き上げて
取り外します。
トップカバーは後ろに引いて引き上げ
MP-3550内部 左側面、ドライブ 1 側
MP-3550内部 右側面、IF基板/電源側
ベルトは見た感じまだ大丈夫そうですが、ドライブを
外さずに交換できそうです。
Canon MDD6108 ベルトドライブ部
観察を終えたら各ドライブのヘッドレールと
駆動カム・ベアリング周りをグリスアップします。
下側のヘッドレールは短いので注意して作業します。
ヘッド駆動スパイラルカムと上レール部
--- (1-4)につづく ---
posted by 旧コン at 23:00| フロッピーディスクドライブ修理
2020年05月05日
日立 MP-3550 修理(1-2)
念のため破損箇所の担当している信号を確認します。
ここで以前紹介した MP-3550 サービスマニュアルを
参照。
コネクタピンアサインと通信内容
マニュアルより抜粋
これを見る限り 18->25pin はすべて +5V となっていて、
25pin が特別な機能を持っているわけではなさそうなので、
他のピンに影響しないよう、まずは物理的にはまるように
回復できれば良いと判断し、破損部分の修復を進めます。
いろいろ検討した結果、当サイト伝統の速乾ボンドGクリアで
接着する方法を試します。
破断面にボンドを爪楊枝で塗って、細いマイナスドライバーで
破損箇所を整形し、ゴム足を詰めて固定しました。
見覚えのあるゴム足をはさんで固定
果たしてうまくいくでしょうか。
ここで以前紹介した MP-3550 サービスマニュアルを
参照。
コネクタピンアサインと通信内容
マニュアルより抜粋
これを見る限り 18->25pin はすべて +5V となっていて、
25pin が特別な機能を持っているわけではなさそうなので、
他のピンに影響しないよう、まずは物理的にはまるように
回復できれば良いと判断し、破損部分の修復を進めます。
いろいろ検討した結果、当サイト伝統の速乾ボンドGクリアで
接着する方法を試します。
破断面にボンドを爪楊枝で塗って、細いマイナスドライバーで
破損箇所を整形し、ゴム足を詰めて固定しました。
見覚えのあるゴム足をはさんで固定
果たしてうまくいくでしょうか。
posted by 旧コン at 23:00| フロッピーディスクドライブ修理