取り外した IF基板を観察し、不調原因の見当をつけます。
部品面
電解コンデンサも液漏れしておらず(換えた方が良いですが)、
とりあえず明確な不良部品はなさそうです。
ハンダ面
36年前の基板ゆえ、全体に焼けを感じます。
特に半田付けの劣化が全体に見られるので、これを原因と考え、
ハンダ面をクリーニングして全体に半田修正(再ハンダ)を
行います。
こうして修理した IF基板を組み戻します。
IF基板の下部はフレーム底面の溝にはめます
IF基板に SCSIケーブルを接続
電源ケーブル類接続
上フレームを戻し、各ネジ類取り付け
こうして修理完成した状態で、再度(!)
接続試験します。
--- (3-5)につづく ---
2020年05月01日
日立 MP-3560 修理(3-4)
posted by 旧コン at 23:00| Comment(0)
| フロッピーディスクドライブ修理
2020年04月30日
日立 MP-3560 修理(3-3)
完成したドライブをフレームに組み込んで行きます。
フレームにドライブを組み込み
コネクタを接続し、ドライブ上下のネジを止めます。
この状態で MB-S1 に接続して試運転します。
Insert Program Diskette
接続して電源を入れるも動作せず・・・
画面に Insert Program Diskette と表示されますが、
ドライブにディスクは入っており、ディスクロードボタンも
押し込んであります。
どうやら S1 は FDDが接続されていることを認識していますが、
FDDが応答しないようで、ドライブ内のモータも回転しません。
状況から FDD内のドライブに電源が供給されていないか、
ドライブセレクト信号がうまく伝わっていないことが
考えられますので、関連部分を調べていきます。
今回の対象は FDD内の IF基板です。
本体右奥に縦配置されている IF基板
基板取り外しのため、IF基板上部左右の止めネジを外し、
ドライブ上の止めネジを外して上フレームを持ち上げます。
上フレームを左側に展開
続いて IF基板前側の電源ユニットからのコネクタと、
電源インジケータへのコネクタを切り離し、各ドライブ側の
電源ケーブルコネクタを切り離すと、IF基盤を外側に倒せます。
IF基板を外側に展開
この後通信ケーブルの SCSIコネクタを2箇所切り離すと
IF基板を取り外せます。
取り外した IF基板
--- (3-4)に続く ---
フレームにドライブを組み込み
コネクタを接続し、ドライブ上下のネジを止めます。
この状態で MB-S1 に接続して試運転します。
Insert Program Diskette
接続して電源を入れるも動作せず・・・
画面に Insert Program Diskette と表示されますが、
ドライブにディスクは入っており、ディスクロードボタンも
押し込んであります。
どうやら S1 は FDDが接続されていることを認識していますが、
FDDが応答しないようで、ドライブ内のモータも回転しません。
状況から FDD内のドライブに電源が供給されていないか、
ドライブセレクト信号がうまく伝わっていないことが
考えられますので、関連部分を調べていきます。
今回の対象は FDD内の IF基板です。
本体右奥に縦配置されている IF基板
基板取り外しのため、IF基板上部左右の止めネジを外し、
ドライブ上の止めネジを外して上フレームを持ち上げます。
上フレームを左側に展開
続いて IF基板前側の電源ユニットからのコネクタと、
電源インジケータへのコネクタを切り離し、各ドライブ側の
電源ケーブルコネクタを切り離すと、IF基盤を外側に倒せます。
IF基板を外側に展開
この後通信ケーブルの SCSIコネクタを2箇所切り離すと
IF基板を取り外せます。
取り外した IF基板
--- (3-4)に続く ---
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| フロッピーディスクドライブ修理
2020年04月29日
日立 MP-3560 修理(3-2)
取り外したドライブ、キヤノン MDD211 の状態を確認し、
修理していきます。
(1)ベゼル修理
ベゼルの破片を確認
速乾ボンドGクリアでベゼルの修復
それなりに時間かかりました
(2)ゴムブッシュ交換
ソレノイド部のゴムブッシュ確認
欠落しています。
ゴムブッシュの残骸と交換用の新品ゴム足
使用部品は千石電商で購入したタカチのゴム足、
直径 6mm, 高さ 1.8mmです。
前回同様に速乾ボンドGクリアを塗布して取り付けました。
(3)電解コンデンサ交換
基盤上の電解コンデンサ確認
液漏れしています。
ドライブから基盤取り外し
コネクタ接続状態を確認
取り外した基盤と交換用の新品電解コンデンサ
33μF 1個、47μF 5個です。
この交換部品のルビコン MH7シリーズ、いつも通り秋月電子で
購入・・・するつもりでしたが、新型コロナウイルス対応のため
実店舗は休業中!通販のみ対応とのことで、通販購入です。
3日程で届き、価格は 10円/個でした。送料 500円はこの時期、
仕方ないですね。
以上の対応を2台に実施してドライブ修理は完了です。
修理完了したドライブ Canon MDD211
--- (3-3)につづく ---
修理していきます。
(1)ベゼル修理
ベゼルの破片を確認
速乾ボンドGクリアでベゼルの修復
それなりに時間かかりました
(2)ゴムブッシュ交換
ソレノイド部のゴムブッシュ確認
欠落しています。
ゴムブッシュの残骸と交換用の新品ゴム足
使用部品は千石電商で購入したタカチのゴム足、
直径 6mm, 高さ 1.8mmです。
前回同様に速乾ボンドGクリアを塗布して取り付けました。
(3)電解コンデンサ交換
基盤上の電解コンデンサ確認
液漏れしています。
ドライブから基盤取り外し
コネクタ接続状態を確認
取り外した基盤と交換用の新品電解コンデンサ
33μF 1個、47μF 5個です。
この交換部品のルビコン MH7シリーズ、いつも通り秋月電子で
購入・・・するつもりでしたが、新型コロナウイルス対応のため
実店舗は休業中!通販のみ対応とのことで、通販購入です。
3日程で届き、価格は 10円/個でした。送料 500円はこの時期、
仕方ないですね。
以上の対応を2台に実施してドライブ修理は完了です。
修理完了したドライブ Canon MDD211
--- (3-3)につづく ---
posted by 旧コン at 23:00| Comment(0)
| フロッピーディスクドライブ修理