前回修理したミニフロッピーディスクドライブ MP-3560(2)は
その後も順調に動作していますので、さらにジャンク状態で保管して
あった、MP-3560(3台目)も修理してみたいと思います。
これまで学んだ MP-3560 の修理ポイントは下記2点でした。
(1)フロッピーディスクがイジェクトできなくなる
原因:ヘッドロードソレノイド部のゴムブッシュが劣化/欠落し、
アンロード時にヘッドが上がり切らない
(2)読み書き時に Device I/O Error となる
原因:ドライブ内制御基盤上の電解コンデンサ劣化
これらは MP-3560 に使われているドライブ Canon MDD211 に
共通する経年劣化のため、同様に修理します。
ドライブ取り外しのため分解していきます。
トップカバーを取り外した状態・左側
トップカバーを取り外した状態・右側
フロントパネルを外すといつも通りドライブベゼルは割れました・・・
ドライブの下止めネジ取り外し
このあとドライブのコネクタ2つと上ネジを外して
フレームから前にドライブを引き抜きます。
ドライブを取り外したフレーム
これより取り外したドライブの修理に入ります。
----- フロッピードライブ修理(3-2) に続く -----
2020年04月28日
日立 MP-3560 修理(3-1)
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2020年03月15日
日立 MP-3560 修理(2-4)
仮組した MP-3560 を MB-S1/15 に接続して動作確認します。
電源を入れるとややあって、軽快な動作音と共に
起動画面が現れました。読み込みは大丈夫なようです。
・DISK BASIC 起動確認
続いて Utility を使用して起動ディスクのコピーを
作成してみます。
ドライブ 0/1 とも同様のリズミカルな動作音で
コピー作成が完了しました。
書き込みも正常と考えられます。
・Format/Verify 実行確認
念のため L3 モードでも起動させ、良好でしたので
動作確認完了としました。
仕上げとしてフロントパネル・電源ボタン・トップカバーを
取り付けて完成です。
・MP-3560(2台目)修理完成
----- 以上、MP-3560(2台目)の修理記録でした -----
電源を入れるとややあって、軽快な動作音と共に
起動画面が現れました。読み込みは大丈夫なようです。
・DISK BASIC 起動確認
続いて Utility を使用して起動ディスクのコピーを
作成してみます。
ドライブ 0/1 とも同様のリズミカルな動作音で
コピー作成が完了しました。
書き込みも正常と考えられます。
・Format/Verify 実行確認
念のため L3 モードでも起動させ、良好でしたので
動作確認完了としました。
仕上げとしてフロントパネル・電源ボタン・トップカバーを
取り付けて完成です。
・MP-3560(2台目)修理完成
----- 以上、MP-3560(2台目)の修理記録でした -----
posted by 旧コン at 23:00| Comment(0)
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日立 MP-3560 修理(2-3)
基板修理が完了したのでヘッドロードソレノイド部の
ゴムブッシュの対応に入ります。
細いマイナスドライバでゴムブッシュを押すと、
ねちょっとした感触で、そのまま外れました。
このブッシュはヘッドロードプレートの穴に差し込まれて
いるので、古いゴムが残らないよう、きれいに取り除きます。
前回同様、千石電商で購入したタカチの貼りゴム足、
高さ 1.8mm に交換します。両面テープがついていますが、
念のため、速乾ボンドGクリアを少量塗って取り付けます。
少し作業しにくい箇所ですが、ピンセットを使って
ヘッドロードプレートのソレノイド接触部に取り付けます。
取付後にプレートの駆動部がドライブに対して垂直
(ソレノイドのプレートと平行)になっているか確認します。
ここの間隔が揃っていないとうまく動作しない可能性が
あるので、必要に応じてゴムを削る等で調整します。
念のため可動部の動きを確かめ、少し給油しておきます。
もう1台のドライブも同様にゴムブッシュを交換します。
以上で各部の修理が完了したので、分解時の情報を
確認しながら、ドライブに基板を元通りに取り付けます。
そしてベゼルとカバープレートを取り付ければ
ドライブは完成です。
・ベゼルの取り付け。力のかかる場所ではないため、
ネジは軽く締める(でないとまた割れる)。
・完成したドライブ。上下カバープレートは両面テープで
取り付け。
・完成したドライブをドライブユニットのフレームに
組み込み。ドライブ(0/1)の位置に注意。
この状態で一度パソコンに接続し、動作確認を行います。
----- フロッピードライブ修理(2-4)に続く -----
ゴムブッシュの対応に入ります。
細いマイナスドライバでゴムブッシュを押すと、
ねちょっとした感触で、そのまま外れました。
このブッシュはヘッドロードプレートの穴に差し込まれて
いるので、古いゴムが残らないよう、きれいに取り除きます。
前回同様、千石電商で購入したタカチの貼りゴム足、
高さ 1.8mm に交換します。両面テープがついていますが、
念のため、速乾ボンドGクリアを少量塗って取り付けます。
少し作業しにくい箇所ですが、ピンセットを使って
ヘッドロードプレートのソレノイド接触部に取り付けます。
取付後にプレートの駆動部がドライブに対して垂直
(ソレノイドのプレートと平行)になっているか確認します。
ここの間隔が揃っていないとうまく動作しない可能性が
あるので、必要に応じてゴムを削る等で調整します。
念のため可動部の動きを確かめ、少し給油しておきます。
もう1台のドライブも同様にゴムブッシュを交換します。
以上で各部の修理が完了したので、分解時の情報を
確認しながら、ドライブに基板を元通りに取り付けます。
そしてベゼルとカバープレートを取り付ければ
ドライブは完成です。
・ベゼルの取り付け。力のかかる場所ではないため、
ネジは軽く締める(でないとまた割れる)。
・完成したドライブ。上下カバープレートは両面テープで
取り付け。
・完成したドライブをドライブユニットのフレームに
組み込み。ドライブ(0/1)の位置に注意。
この状態で一度パソコンに接続し、動作確認を行います。
----- フロッピードライブ修理(2-4)に続く -----
posted by 旧コン at 18:00| Comment(0)
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